【和訳】エミネム / Eminem “GNAT”【日本語】

2020年12月18日に発売された新アルバム” Music To Be Murdered By Side B Deluxe Edition “からのリードシングル” GNAT “を日本語に翻訳したMVを公開しました。

言及・影響している人物など

新型コロナウイルス”COVID”、トランプ大統領(2020年12月リリース時)、マイク・ペンス副大統領(2020年12月リリース時)、シャキール・オニール(元NBA選手)、d.a. got that dope(プロデューサー)、マリリン・モンロー

一曲通して新型コロナウイルス”COVID”のネタが散りばめられています。
2分24秒頃の”ビートスイッチ”以降は怒涛の高速ラップが展開されます。

トランプ政権への言及!?

お前らの言うことはトランプには通用しない (Nah)
マイク、ペンシルで殺される(Yeah)
過敏になるなよ、俺は副大統領には言及してないぜ、落ち着け(Chill)
時々、俺の筆跡が凄いことになるんだ、暴力的だけどスキルはある
だから、俺が書くと「マイク」と「ペンシル」が殺されるんだ

マイク・ペンス副大統領と”同音異議”「マイク」と「ペン」を使ったワードプレイ。マイクとペンで相手を倒すという表現はラップ・バトルでよく使われる。

個人的に唸った部分を解説

“d.a. got that dope”が送ってくれたよ(Uh-huh)
肺炎の症状みたいだったからすぐに”COVID”と契約した

“d.a. got that dope”とは売れっ子プロデューサーの事で、”Gnat”は”D.A”が手掛けている。2020年1月にリリースされた”Godzilla”でも携わっていた。
この一節での”COVID”は、デトロイト出身のラッパー・”Tee Grizzley”(ティー・グリズリー)が2020年6月にリリースした楽曲”COVID”の事も含ませていると思われます。”Gnat”のクレジット欄の”Interpolate(内挿)”の部分に、”COVID by Tee Grizzley (Ft. Lil Baby)”と記載されている。