エミネム初主演映画『8 Mile』でパパ・ドクを演じたアンソニー・マッキー(Anthony Mackie)。彼はその後『アベンジャーズ』シリーズの『ファルコン』こと『サム・ウィルソン』役を勝ち取っている。
今週、ラジオ番組” The Rich Eisen Show “に電話出演し、8 Mileの最終バトルの裏話について語っている。
『ある日、僕たちが(監督のカーティス・ハンソンの事)セットに座っているとエミネムがやってきて、「調子どう?台本を読んでたんだけどさ、キミを嫌いになる理由が無いんだよ。キミはクールな男だし、俺は好きだぜ」って言ってきたんだ。自分も「俺もあんたが好きだよ」って返事した。そして彼は、「それでさ、キミの事について(台本に)何か追加してもいいかな?」って聞いてきたんだ。「俺個人のこと?”それとも登場人物のこと?」って答えた。彼は「いや、いや、台本に何か追加するだけだよ。登場人物の事さ」って。俺は「Yeah,問題ないよ」と返した。それで彼は去って行ったんだけど、バトルの前、最後のラップの前に俺の事をググってたんだ。そしてパパ・ドクとして俺のことをバカにしてきたんだ。それで俺は「マーシャルさんよ、あんたは個人的なことを少し言っちゃってる。そうだよ。俺はいい家で育ったし、俺の両親は優しく接してれたよ。なんで俺個人の事をからかってんだよ!」って感じだった』
どうやらこのシーンは撮影一発目の映像が採用されているそうです。エミネムは実際のラップ・バトルと同じように相手を挑発し、パパ・ドク(アンソニー・マッキー)の反応を引き出す考えだったそうです。
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