エミネムの最新シングル曲「 Godzilla 」のMVを撮影した若手監督 Cole Bennett (コール・ベネット)は、ビデオ撮影の裏側、マイク・タイソン登場のアイデアを思いついた方法、およびエミネムの撮影現場での様子について語っています。コール・ベネットに監督を依頼するアイデアはエミネムの発案であり、故 Juice WRLD との繋がりを確立するためのものでした。(生前のジュース・ワールドのMVはコール・ベネットによって撮影されていました)

ほんとに信じられなかった。エミネムだからって訳じゃなく、それがジュースにとって何を意味するのか分かっていたから、話をもらった瞬間はかなりヤバかった。エミネムはジュースのお気に入りのアーティストの1人で、彼は常にエミネムについて話してたんだ。エミネムがジュースに与えた影響についても理解している。自分がゴジラのMVを監督することはジュースに対する敬意を払うためにもいい事だと思った。

1時間通してエミネムの音源によるフリースタイル!!ジュース・ワールドがエミネムの事をどれだけ好きだったか、上の動画を見てもらえると分かると思います。

コールはエミネムのマネージャーの Paul Rosenberg (ポール・ローゼンバーグ)と長い会談を交わし、自分のビジョンと、MVの内容を説明する企画書を8ページ作成しました。エミネムには既に代表的なMVが数多くあり、コールはヒップホップ・カルチャーへのエミネムの貢献を称えたいと望んでいました。加えて、リリカル・レモネードの要素も含ませたビデオに仕上げたいとも思っていました。

(企画書は)写真も参考イメージも何もなく文字だけで仕上げた。確か7~8枚で、まるで小論みたいな感じだった。少しずつ進めては、壊して、どうやってそれをやりたかったのか、そして何への言及なのかを、ポールに送り返して数日待った。才能のある歌手だから、彼らは物事がどのように行われ、どのように見せるかについて物凄くこだわる。少しナーバスな感じになってたんだけど、電話がかかってきたんだ。

エミネムは、コールの企画書すべてを読み面白いと感じたみたいです。エミネムからの要求として「口を落とす」、「火を噴く」2つのシーンの追加の要求がありました。コールは要求通りに美しく組み込み、それとは別にファンの心を捉える方法を独自に考えていました。

MVの構想を練っている時に、何か変わった事が必要だなと感じてて、みんなを驚かせるための何かが必要だった。ビデオの流れから一旦引かせて、すぐにビデオの流れに戻るための何かが必要だった

そして、「エミネムはマイク・タイソンにノックアウトされなければならない!」って思いついた!彼は超古いアルバムの1つ(※1)で「マイク・タイソンにノックアウトされた」とラップしていたので、これは完璧だと思った。エミネムも気に入ってくれた。マイク・タイソンを知っている知人がいたので、少なくとも彼を捕まえることは可能だと思っていた。エミネムとの仕事だから、彼は同意するだろうと思っていた。そして僕たちは、マイク・タイソンを手に入れて、エミネムはダウンしてしまうんだ。

(※1)ここで言われているアルバムはメジャーデビューアルバムの「The Slim Shady LP」もしくは、デビュー前のアルバム「SSEP」です。マイクタイソンにノックアウトされた曲は「Just Don’t Give A Fuck」です。「超古いアルバムの1つ」と記載すべきなのか迷いましたが、コール・ベネット自身が「one of his super old albums」と発言していたので、スーパー・オールド・アルバム=「超古いアルバム」としています。

コールは今までに多くの「次世代ラッパー」と仕事をしてきましたが、エミネムの仕事への取組みは「次世代ラッパー」と違う点があったようです。同時にコールがいつも行っていることと共通点も発見したようです。

エミネムと一緒に仕事をするのは本当にクールだった。そして、彼は最高レベルで撮影に取り組んでくれた。僕はとても若いけど、彼が僕の事を尊重してくれて、働く姿勢にはすごく尊敬した。そして彼はずっと撮影の準備をしていた。僕が「次のシーン用意して」と言ったら、彼はいつでも撮影できる準備ができてた。そして彼は全てで本当にクールだった。だけど、エムとの仕事で好きな部分の1つは、彼がジュースとジュースが行ったこと全てを本当に尊重していたこと。エミネムはジュースの作品を賞賛し、ジュースのフリースタイル(※2)を愛し、(フリースタイルの中で)様々なサウンドで披露したジュースのアプローチが好きで、彼がいかに多才であったか、そしてエミネムが本当にジュースを気にかけていることを知って、一緒に働くことができたことは本当に特別だった。

(※2)”彼のフリースタイル”とは恐らく、ページの冒頭でも案内したフリースタイル動画のことだと思われます。

MV内にエミネムの誕生日に関わるサブリミナルが含まれているみたいです。2番の途中に「明日もこんな風なのかって占おうとしている」とラップする場面が出てきますが、この場面でエミネムはカレンダーを確認します。10月16日のメモ欄に「明日もこんな風なのかって占おうとしている」とメモ書きがあり、彼の誕生日である10月17日の欄に「Yes」と大きく書かれています。

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