エミネムのベスト・ソング20曲!!オススメ,Eminem

メジャー・デビューから20年以上のキャリアを誇るエミネムは2022年も精力的に活動している。自身2作目のベストアルバム“Curtain Call 2”のリリースや、第56回NFLスーパーボウルハーフタイムショーでのパフォーマンス。また『ロックの殿堂入り』にもノミネートされている。今回はエミネムのベストソング20曲をランキング形式で紹介する。

20. “Bad Guy” (2013)

“The Marshall Mathers LP”からのシングルとしてリリースされた曲 “Stan”の続編。
エミネムの熱狂的なファンStanにはMatthew Mitchellという弟がいた。前作のリリースから月日が経ちMatthew Mitchellはすっかり大人になっていた。兄であるStanの死に対する復讐を企ててる。

19. “Marshall Mathers” (2000)

エミネムの代表作“The Marshall Mathers LP”と同名のタイトルトラック。メジャー・デビューアルバム“The Slim Shady LP”のリリースと大成功の後、彼の人生が混乱したことに言及した曲である。対立関係にあったインセインクラウンポッシーや、実母のDebbie Mathersに名誉毀損で提訴したこと、金銭目的に接触を図ろうとする親戚などに言及している。

チェックポイントエミネムは「この曲をレコーディングした時、アルバムのタイトルを“The Marshall Mathers LP”と呼ぶことに決めたんだ」とコメントしている。

18. Eminem “Nail In The Coffin/The Sauce” (2003)

ヒップホップの老舗雑誌“The Source”の共同経営者であったRay Benzinoへ向けたディストラック。エミネムはメジャー・デビュー前の1998年3月、“The Source”のローカルラッパーを取り上げるコラム“Unsigned Hype”で紹介されていた。

エミネムとベンジーノのビーフについての特集はこちらをクリック

ベンジーノはエミネムへのディスソング“Pull Ya Skirt Up”をリリースし、エミネムは“The Sauce”と“Nail In The Coffin”で反撃した。”The Sauce “というタイトルは、雑誌The Sourceの名前をもじったものである。エミネムはこの曲で、ベンジーノの非倫理的な行為や出版社の偏った編集方針を非難した。

17. Eminem “My Name Is” (1999)

エミネムのメジャーデビューアルバム“The Slim Shady LP”からの2ndシングルで、エミネムをメインストリームに押し上げた。この曲で、第42回グラミー賞で最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞。

16. Eminem “Criminal” (2000)

“The Marshall Mathers LP”を締めくくる最後の曲“Criminal”は、スリム・シェイディの賛否を問う曲である。厄介なゲイ・バッシングや、銃による暴力、アルコール依存症、レイプなどを含み、評論家たちの批判を買った。

エミネムはこの曲について次のようにコメントしている

“Criminal”は“The Marshall Mathers LP”向けの新”Still Don’t Give a Fuck”だった。だから”Still Don’t Give A Fuck”の時と同じイントロを入れた。そして”Still Don’t Give A Fuck”と同じように、この曲はアルバムを締める最後の曲なんだ。アルバム全体を要約しているのさ」

Angry Blonde

15. Eminem “So Far…” (2013)

エミネムは筋金入りのアナログ人間(ハイテク機器音痴)である。エミネムはコンピューターの使い方さえ知らない。エミネムは、自分がどこまで成長したのか、そポジティブな面とネガティブな面を交えて、漫然と語っている。

My apologies, no disrespect to technology
(謝罪するよ、テクノロジーを軽蔑してる訳じゃないんだ)

But what the heck’s all of these buttons?
(だけど、これら全てのボタンは一体何だ?)

You expect me to sit here and learn that?
(俺がここに座ってそれを学ぶことを期待してるのか?)

Fuck I gotta do to hear this new song from Luda?
(ルダクリスの新曲を聞くためにやらなきゃいけないってか?)

Be an expert at computers?
(コンピューターの専門家になれってか?)

I’d rather be an Encyclopedia Britannica,
(俺はむしろブリタニカ百科事典の方が良い)

hell with PlayStation, I’m still on my first man on some Zelda
(プレイステーションはダメだ、俺は未だにゼルダで最初に出てくるヤツ)

Nintendo, bitch! Run, jump, punch, stab,
(任天堂、ビッチ!ジャンプ、パンチ、刺す)

“So Far…”,Eminem,Produced by Rick Rubin,Release Date November 5, 2013

14. Dr. Dre f/ Eminem “Forgot About Dre” (1999)

“Forgot About Dre”は、Dr.Dreのアルバム“2001”からの2ndシングルとしてリリースされた。ドレーが1996年にデス・ロウを脱退した後、プロダクションが苦しくなったと感じる世間に対する返答だ。

「“Forgot About Dre”この曲は基本的に、前作と今作の間に経験したちょっとした期間について歌ったもので、街でみんなが俺について言っていたこと、俺がいかに落ちぶれたか、もうやっていけないとか、そんなくだらないことについての語った曲だ。だから、これは(批判的だった)世間に対するアンサーなんだ。それだけさ。」

https://www.youtube.com/watch?v=QFcv5Ma8u8k
チェックポイント2001年のグラミー賞でBest Rap Performance By A Duo Or Groupを受賞し、2000年のMTV Video Music AwardsではBest Rap Videoを受賞した。

13. Eminem ”’97 Bonnie & Clyde (Original)” (1997)

“97′ Bonnie & Clyde”は、その1996年にリリースされたEP“Slim Shady EP”収録の”Just the Two of Us”の“The Slim Shady LP”バージョンである。この曲は、エミネムの元妻であるキムと、キムの新しい恋人、継子を殺害した後、ヘイリーとドライブするという架空のストーリーを描いており、このエピソードは後に“The Marshall Mathers LP”に収録された“Kim”でも描写される。

チェックポイントエミネムは曲全体を娘ヘイリーとの会話に見立てている

12. 50 Cent f/ Eminem “Patiently Waiting” (2003)

50 Centは2000年に銃撃に合い、当時所属していたレーベルから契約解除を言い渡されていた。50は再びメジャーレーベルに戻る機会を待っていた。この曲のイントロで50は「Hey Em, you know you’re my favorite white boy, right?(ヘイ、エム!お前は俺のお気に入りのホワイト・ボーイだ」、「I owe you for this one(この曲のために借りができたな)」と語っている。50セントにとって2度目のチャンスであること、エミネムがプロデュースした燃え上がるような曲のことを意味している。

チェックポイントエミネムは2007年にShade45で放送された番組“Behind the Boards”の中で「俺とフィフが一緒にやった曲の中で一番クレイジーな曲になったんだ」と語っている。

11. Eminem f/ Dr. Dre “Guilty Conscience” (1999)

この曲では、エミネムとドクター・ドレーが、暴力や性的犯罪を犯そうとしている登場人物3名の悪と善の分身にそれぞれが扮している。(エミネム:悪、ドレー:善)。ドレーは最初の戦いに勝つが、エミネムは2人目の戦いに勝つ。3人目のケースでは、2人は、悪いことをするのが実は「道徳的に正しい」ことであることに同意する。

チェックポイント古くからのヒップホップファンにとって衝撃的だったことは、エミネムが1991年に大々的に報道されたドレーの暴行事件を取り上げた事だ。(ビデオホステスのディー・バーンズに対する暴行事件)エミネムは、この一節をレコーディングしたとき、ドレーと知り合ってからまだ月日が浅かったので、実はこの詩を曲に入れることに神経質になっていた。しかし、ドクター・ドレーはそれを初めて聞いたとき、「椅子から笑い転げた」そうだ。

10. Eminem “White America” (2002)

“Whiet America”は、当時のエミネムにとって最も政治的なレコードだった。Verse1では、自分のフォロワーを「It’s like a fuckin’ army marchin’ in back of me(俺の後ろを行進するクソッタレ軍隊)」としてイメージしている。

Verse2では、これまであまり触れてこなかった人種について触れている。「目が茶色かったら(つまり白人でなかったら)見向きもされない」、「黒人だったら半分も売れてない」とラップしている。曲の最後には、リン・チェイニー(第46代アメリカ合衆国副大統領ディック・チェイニーの妻)、ティッパー・ゴア(第45代アメリカ合衆国副大統領アル・ゴアの妻)を名指しで罵倒している。

チェックポイント2000年9月、リン・チェイニーはエミネムを「女性に対する最も品位を傷つける種類の暴力」と上院委員会への声明の中で主張していた。

9. Eminem “Kim” (2000)

“Kim”は、1998年末に“The Slim Shady LP”(1999年発売)の制作を終えた直後に、“The Marshall Mathers LP”のためにレコーディングした最初の曲である。前作“SSLP”に収録された“’97 Bonnie & Clyde”の前編に当たる曲でもある。

エミネムは“Kim”ついて次のようコメントしている

「この曲は、キムと俺が一緒に暮らしてなかった時に書いたんだ。当時は別れていた。1998年の終わりのことだ。ある日、映画を見ていてラブソングを書こうと思ったのを覚えているんだけど、陳腐なラブソングは作りたくなかった。でも、下品なラブソングにはしたくなかった。どんな映画だったかは覚えていないけど、別れたり、娘が生まれたりした時のもどかしさが混じったような感じだったのは覚えている」

Angry Blonde
チェックポイント“Kim”とはエミネムの元妻キンバリー・アン・スコット(kimberly anne scott)(通称:キム)のこと。二人が出会った当時エミネムは15歳、キムは12歳であった。

8. Eminem “The Real Slim Shady” (2000)

“The Marshall Mathers LP”からの大ヒットシングルは、エミネムのファンベースを構築する上で重要なものとなった。エミネムのキャリア初期の典型的な曲で、巧みなライムスキームと工夫で、笑いとシリアスを同時に表現している。VMAで披露したパフォーマンスは、金髪のスリム・シェイディ達がリアル・スリム・シェイディの後ろに立ち、スリム・シェイディというキャラクターのコンセプトを世界中に知らしめた。

チェックポイント“The Marshall Mathers LP”を制作していた当時、インタースコープのジミー・アイオヴィンから「アルバムは壮大だった…アルバムを紹介するための曲が必要だ」と突き返されていた。もう“My Name Is”のような曲は作れないと感じながらも、エミネムはプレッシャーを感じていた。急いでリードシングルのレコーディングを始めたが、仕上がった曲は“The Way I Am”であった。MMLPの締め切り直前にエミネムはドクター・ドレーとスタジオに戻り、このアルバムのリード・シングルとなる曲“The Real Slim Shady”を作り上げた。

7. Jay-Z f/ Eminem “Renegade” (2001)

“Renegade”は、JAY-Zが2001年にリリースしたアルバム“The Blueprint”に収録された曲だ。Jay-Zが裕福になってゲットーのルーツを忘れたと言う批評家や、エミネムは子供たちに悪い影響を与えると言う道徳主義者に対するRenegade(反逆者)としての役割を担っている。エミネムは“The Blueprint”で唯一のゲスト ラッパーであり、“Renegade”のビートをプロデュースし提供した。

エミネムとジェイ・Z、勝者はどちら?

当時、ジェイ・Zとビーフ関係であったナズのジェイ・Zディスソング“Ether”では「And Eminem murdered you on your own shit(お前は自分の曲でエミネムに殺られていた)」とラップしている。

チェックポイント“Renegade”のオリジナルバージョンは、デトロイトのラッパー、ロイス ダ 5’9″ とのBad Meets Evilの曲として既にレコーディングされていた。エミネムはこのトラックからロイスのパートを外し、ジェイ・Zに送った。ジェイ・Zは自分のパートをレコーディングし、エミネムに送り返しトラックを完成させた。

6. Eminem “Kill You” (2000)

“Kill You”は“The Marshall Mathers LP”のオープニング曲で、元妻キム、実母デビー・マザーズ、女々しいラッパー、そして女性蔑視全快の曲である。フックの後の観客とのコール&レスポンス・パートは、エミネムのコンサートでは必ずと言っていいほどハイライトとなる。

チェックポイント2001年から2009年までアメリカのセカンドレディを務めたリン・チェイニーは、”Kill You”の歌詞を引用して、音楽の販売に年齢制限を設けるよう呼びかけていた。

5. Eminem f/ Nate Dogg “‘Till I Collapse” (2002)

“‘Till I Collapse”は、エミネムが掲げるラップ・マニフェストであり、率直な意見、姿勢、そしてラップへの情熱を表現している。エミネムはこれまでも、そしてこれからも、バトルラッパーである。

‘Til I collapse I’m spillin’ these raps long as you feel ‘em
(倒れるまで、お前が感じる限り、このラップを吐き続ける)

‘Til the day that I drop you’ll never say that I’m not killin’ ‘em
(俺が倒れるその日まで、お前は絶対に言わない、俺がイケてないなんて)

‘Cause when I am not, then I’ma stop pennin’ ‘em
(そうじゃなかったら、俺は辞め時だ)

And I am not hip-hop and I’m just not Eminem
(俺はヒップホップでもないし、エミネムでもないってことだ)

“’Till I Collapse”,Eminem,Featuring Nate Dogg,Produced by Eminem,Release Date May 26, 2002

エミネムのベストラッパーリスト(2002年当時)

  • Redman
  • Jay-Z
  • Tupac
  • Biggie
  • Andre 3000
  • Jadakiss
  • Kurupt
  • Nas
  • Eminem

4. Eminem “Just Don’t Give A Fuck” (1997)

エミネムの真骨頂“Don’t give a fuck”(知るかボケ)を存分に発揮した曲。冒頭ではレーガン大統領暗殺未遂事件で脳に損傷を受け被害にあったJim Bradyをネームドロップ。「“Slim Shady, brain dead like Jim Brady”(スリム・シェイディ、ジム・ブレイディ―みたいに脳死状態だ)」

エミネムはこの曲の作曲過程について次のようにコメントしている

「”Just Don’t Give a Fuck”は、母さんの家に滞在していた時に書いた曲だ。ヘイリーが生まれた頃だった。彼女はまだ1歳にもなっていなかった。娘を養えないこと、生活環境など、いろいろなことが積み重なって、いろいろと限界だったんだ」

Angry Blonde

3. Eminem “The Way I Am” (2000)

“The Marshall Mathers LP”からの2ndシングルで、リードシングル“The Real Slim Shady”よりもずっとダークで感情的なサウンドが特徴である。所属レーベルのインタースコープの幹部がポップなリードシングルを作るようにプレッシャーをかけた結果、エミネムは“The Way I Am”を制作した。エミネムが初めてプロデュースした曲でもあり、世界で最も危険なMCが更に大きな脅威となったことを告げるものであった。

2. Eminem f/ Dido “Stan” (2000)

エミネムが自身の熱狂的なファンであるStanley Mitchellに対応し、事が進むにつれて異常な状況に陥っていく。エミネムはこの曲を、メジャーデビューアルバム“The Slim Shady LP”の暴力的な歌詞を真に受けて不穏な手紙を送ってきたファンへのメッセージとするつもりだった。そして、この曲を書いたもう一つの理由は、「(自分について)いろいろ言っている批評家たちを馬鹿にするため」だった。エミネムは抜群のストーリーテリングを披露し、ケンドリック・ラマーはエミネムにインスピレーションを受けたと言われている。

エミネムの曲が辞書に登録される⁉

また、この曲は歴史に名を残し、“Stan”という単語がオックスフォード辞典に非公式な名詞として登録された。一般には「ストーカー」と「ファン」の合体語とされているが、オックスフォードでは「特定の有名人の熱狂的な、あるいは執拗なファン」と定義している。

チェックポイントエミネムのシングルの中でも非常に人気が高く、VH1のTop 100 Hip Hop Songs of All Timeで15位にランクインしている。

1. Eminem “Lose Yourself” (2002)

半自伝映画“8 Mile”の主題歌で、エミネムにとって初の全米シングル1位曲となり、12週間首位を維持した。“Lose Yourself”は、生き残るためのプレッシャー(そして偉大であるためのプレッシャー)を余すところなく表現している。

この曲は批評家からの評判も良く、グラミー賞を2部門(最優秀男性ラップ・ソロ・パフォーマンス賞&最優秀ラップ・ソング賞)受賞した。また、ラップ曲としては初めてアカデミー賞の最優秀オリジナル・ソング賞を獲得。エミネムは自分が受賞するとは思っていなかったため授賞式を欠席していた。2020年のアカデミー賞でパフォーマンスを披露したことで挽回した。

You better lose yourself in the music
この音楽に没頭しろ
The moment, you own it, you better never let it go (Go!)
この瞬間はお前のものだ、絶対に逃がすな

You only get one shot, do not miss your chance to blow
たった一発だぞ、このチャンスを逃がすなよ

This opportunity comes once in a lifetime, yo
このチャンスは一生に一度だ

You better lose yourself in the music
この音楽に没頭しろ

The moment, you own it, you better never let it go (Go!)
この瞬間はお前のものだ、絶対に逃がすな

You only get one shot, do not miss your chance to blow
たった一発だぞ、このチャンスを逃がすなよ

This opportunity comes once in a lifetime, yo
このチャンスは一生に一度だ

You better…
やるんだ

“Lose Yourself”,Eminem,Produced by Eminem & Jeff Bass,Release Date October 28, 2002
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