【2021年版】エミネム、高速ラップ・ランキングTOP10【ギネス記録】

エミネム / Eminem(米国、マーシャル・マザーズ3世)が2020年1月にリリースした”GODZILLA”のヴァース3で、30秒の1区間に225語という記録を叩き出した。これは1秒間に7.5語という快挙でギネス記録に認定されている。
“Godzilla”は、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)の”Majesty”(2018年)にゲスト出演した際に12秒間で78語(1秒あたり6.5語)の記録を更新。さらに2013年にヒットした “Rap God”でのパフォーマンス(15秒間で97語、1秒あたり6.46語)をも上回るものだった。

高速ラップに挑戦するようファンに呼びかける

「#GodzillaChallengeを始める。スピットできるヤツはいるか?」
エミネム邸にあるレトロゲーム機の前で撮影された動画と共に、ハッシュタグ“#GodzillaChallenge”に参加してチャレンジ動画を投稿するようファンへ呼び掛けていた。

勝手にランキング

そこで、これまでにエミネムがリリースした高速ラップ曲をピックアップ。10秒の1区間内の速度(音節)を非公式にランク付けしています。SPSは”Syllables Per Second”(1秒あたりの音節数)です。
※単語数ではありません。

1位 ”Godzilla”Feat. Juice WRLD (2020年) / 12.0SPS

2019年12月8日に急死したジュース・ワールド(Juice WRLD)と初のコラボレーション曲。ジュースは以前から影響を受けた人物の一人としてエミネムを挙げていた。2018年10月25日、Tim Westwood TVに参加した際には、エミネムがリリースした曲のビートのみで1時間近くに及ぶフリースタイルを披露。
2020年3月9日に、公式ミュージックビデオが公開。生前のジュース・ワールドの作品に携わっていたリリカル・レモネード(LYRICAL LEMONADE)のコール・ベネットが監督を務めた。ドクター・ドレー、引退したボクサーのマイク・タイソンもゲスト参加し話題を呼んだ。

2位 ”Majesty”Feat. Eminem (2018年) / 11.2SPS

2010年にリリースされた”Roman’s Revenge”以来のエミネムとニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)のコラボレーション。この曲のプロモーション(!?)も兼ねた二人の交際ジョークも話題になった。
ニッキーはエミネムのヴァースを受け取った時の事を振り返っている

『エミネムのヴァースを受け取った時、とても驚いて愕然としていた。長い間座ったままで、動くこともできず、何もすることができず、ただ「ヨー、彼に殺られた“yo, he murdered”」と思ったの』

3位 ”Killer(Remix)”Feat. Jack Harlow & Cordae (2021年) / 10.9SPS

エミネムが2020年12月にリリースしたアルバム”Music to be Murdered By Side-B”に収録されている”Killer”のリミックス版。ノースカロライナ州出身のコーデー(Cordae)と、ケンタッキー州出身のジャック・ハーロウ(Jack Harlow)2人の若手ラッパーとコラボレーション。
コーデーは女子テニスの大坂なおみ選手の交際相手としても知られていて、大坂なおみ選手自身もエミネムの大ファンであると公言している。

4位 ”Speedom”Feat. Eminem& Krizz Kaliko (2015年) / 10.6SPS

テック・ナイン(Tech N9ne)とエミネムのコラボレーション曲。二人は1999年にリリースされた曲”The Anthem”でもそれぞれゲスト参加していた。エミネムはこの曲に参加する条件として、金銭ではなく2015年に公開された映画”Southpaw”のサウンドトラックに参加するよう要求。
この要求は“Beast” featuring Busta Rhymes, KXNG CROOKED and Tech N9ne.で実現された。

5位 ”Offended” (2017年) / 10.5SPS

エミネムは、”Revival”発売の数週間前にBETで披露したCypherについて言及している。このサイファーでドナルド・トランプ=(当時の)アメリカ大統領をディスしていた。このディスに対してトランプ大統領は反応しなかった。また、”Revival”制作中にアメリカ合衆国シークレット・サービスが調査に入っていたと語っていた。

“大統領に返答してもらうまで/オレのペンと鉛筆はミサイルランチャーだ/そしてミッチ・マコーネル上院議員はドナルドと同じくらい大馬鹿野郎だな”

6位 ”Lucky You” Feat. Joyner Lucas (2018年) / 10.4SPS

エミネムとジョイナー・ルーカス(Joyner Lucas)の初のコラボレーション。
2人の詩は対照的な内容になっているが、ジョイナーはこれまでに、自分の曲の中で一つのテーマに対して様々な視点を示した曲をリリースしていた。(“Ross Capicchioni”や”I’m Not Racist”)

この曲でジョイナーは、着実に評価を得ているにもかかわらず、受賞(グラミー賞)に至っていないことについてラップしている。”I’m Not Racist”のMVは話題を呼んでいた。

一方、エミネムのヴァースでは過去にグラミーを受賞したこと、ステータスではトップにいるが現在のラップシーンではメインストリームでは無いという点、マンブル・ラップに対する不満などを吐いている。

7位 ”Rap God” (2013年) / 10.3SPS

この曲は”商業的に成功したナンバーの中で「最もワード数の多い曲」”としてギネスブックに登録された。6分4秒の曲中に1,560語を詰め込んでる。(2015年に”Harry Shotta”の”Animal”は1,771語で記録を更新している)
エミネムは”自分がRap Godのように感じているのか、それとも負け犬のように感じているのか”と聞かれ以下の通り回答している

『ラップを競っている人、純粋にスポーツとしてやっている人は、誰もが一番になりたいと思っている。ケンドリックのヴァース(※)が上手くいった理由は、全てのラッパー達が考えていたことを言ったからなんだ。「一番になりたくないなら、なぜラップをしているんだ?」ってな』

(※)2013年にリリースされたビッグ・ショーン(Big Sean)の曲”Control” Feat.Kendrick Lamar & Jay Electronicaのケンドリック・ラマーのヴァースの事。

8位 ”Homicide” Feat.Eminem (2019年) / 10.0SPS

ロジック(Logic)が2019年にリリースしたアルバム”Confessions of a Dangerous Mind”からリリースされた3枚目のシングル。ロジックとエミネムは互いに高速ラップを披露している。
この曲のタイトル”Homicide”(『殺人』等の意味)は、ヘイター達やリリカルではないラッパー達をリリックで殺害していることを主張している。
MVではChauncey Leopardiがロジックを演じ、コメディアンのクリス・デリア(Chris D’Elia)がエミネムを演じている。

9位 ”Not Alike” Feat. Royce da 5’9″ (2018年) / 9.8SPS

“Not Alike “は現在のラップ・シーンを支配している”マンブル・ラッパー”へのディスソングとなっている。ビートはBlocBoy JBとドレイク(Drake)の曲”Look Alive”を明らかに意識した音でトラップビートを表現。ビートチェンジ以降の音は”SoundCloud”タイプの音を意識したビートとなっている。フックでミーゴス(Migos)の”Bad and Boujee”のフローを利用。マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)に対してもディスしている。

10位 ”Gnat” (2020年) / 9.5SPS

2020年12月にサプライズリリースされたアルバム”Music to Be Murdered By Side-B”からのリードシングル。COVID-19のパンデミック、当時のドナルド・トランプ政権などの話題を取り上げている。
また、MVは”Godzilla”に引き続きリリカル・レモネードのコール・ベネットが監督。”Godzilla”でマイク・タイソンに殴られた左目付近の跡が痛々しく写っている。

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