Sway Calloway(スウェイ・キャロウェイ)が司会を務める「 Sway In The Morning 」のインタビューの中で、エミネムは”ラップスキル“を維持するためにどれだけ努力しているか、そして”新世代”の若手について敬意を表しています。
「それなりの期間ヒップホップゲームに参加していると、アーティストとして、そしてヒップホップ・ファンと同じように、シーンで何が起こっているのか注意を払うことに役立つ。ほとんどの新曲はチェックしている。多くのキッズ達が出てくるけど、彼らはヒップホップの偉人たちを聴いて学ぶことが出来る。ただ見てるだけでも全然いいんだよ。「誰も本当の事を歌詞にしてない」(※1)みたいな、ヒップホップに対する偏った考えの議論を押しのけることが出来ると思う。その話は馬鹿げている。俺はケンドリックやJ.コールについて度々触れてる。二人が既にキッズ達ではないことは分かってるけど、彼らはちょっと前に現れて俺達の後に並んでる。だけど、彼らはすべての偉人達から学んで、それが歌詞に反映され皆が知ることになる。
Don Tolliver (ドン・トリヴァー)はホントに最高だし、ジュース・ワールド、、、彼がティム・ウェストウッドの番組で見せてくれた、1時間ぶっ通しのフリースタイル(※2)は信じられないものだった。言葉が頭のてっぺんから降りてきてる感じだった。多くの人はそれが出来なくて“コツ”が必要なんだけど、ラップをするための“コツ”があることすら知らないと思う。俺の場合は波に流されないように、流れてくる全ての”パルス“(リズムのようなイメージかと思いますが、参考になりそうなページを見つけたのでリンクを載せておきます。)に指を置いて保ってる。“技術”を手に入れるよりも、”維持”する事の方が難しい場合もある。メジャーデビューに辿り着くまでに必死に努力した。誓うけど、今ではラップスキルを維持するために、必死に努力しているような気がするよ。
(※1)エミネムは固有名詞を出していないので推測になりますが、ビリー・アイリッシュの「ラップは嘘つき」発言から広がっている議論に対する意見だと思われます。参考ページ。
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