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Ez Milとは何者?エミネム&ドレーが契約したラッパーの正体について

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2023年7月27日、エミネム及びShady Recrordsが25歳のラッパーEz Milとの契約を発表した。フィリピン系アメリカ人ラッパーは、Dr.DreのAftermath Entertainment、Interscope Recordsとも契約。Ez MilはShady RecordsのGripとWestside Boogie、そしてAftermath EntertainmentのKendrick LamarとAnderson .Paakと同僚になった。

Ez Milは、2002年の50 Cent、2003年のStat Quo以来、Shady、Aftermath、Interscopeと契約した3人目のラッパーである。

エミネムが新たに契約したラッパーEz Milとは?

1998年7月27日、フィリピンのオロンガポ市で、フィリピンと白人のハーフのブロンド少年として生まれた。本名はEzekiel Miller。フィリピンの地元ロックンロール・シーンで大活躍していた両親のもとに生まれ、フィリピンで育ちバギオのセントルイス大学で建築を学んだ後、渡米。現在はネバダ州ラスベガス在住。最初にEz Milが恋に落ちた音楽ジャンルはロックではなく、ヒップホップ&ラップであった。

Ez Milの父親はロックスター!!

Ez Milの父親Paul Sapieraは、1980年代のフィリピンのロックバンド”RockStar”のヴォーカリストとして知られている。”Mahal Pa Rin Kita”や “Parting Time”などの名曲をリリースしている。一方、Ez Milの母Hazel Millerも音楽業界で働いていた時期がある。

フィリピンのラジオ局”Wish 107.5″のアメリカ支局”Wish USA”に出演したEz Mil

2021年12月29日、Wish USAとのインタビューで「自分は本当にロック音楽に囲まれていた」と語った。それでも、彼の音楽的嗜好はヒップホップやR&B、そして「ロックではない他のすべてのジャンル」に興味を示していた。

Ez Milはどのようにして有名になったのか?

2020年にリリースした楽曲”Panalo”が、ソーシャルメディアを中心に広まり、特にTikTokなどで人気を集めていた。この楽曲は、フィリピンのストリートカルチャーや若者の生活をテーマにしたもので、ビデオクリップと魅力的なパフォーマンスが注目を浴びた。

Ez Milのヒット曲 “Panalo (Trap Cariñosa)”(2020年)は、彼のアルバム”Act 1″に収録されており、フィリピン人の誇りとナショナリズムを表現している。フィリピンのヒップホップシーンで注目を浴び、国際的にも認知されるようになる。

フィリピンに拠点を置くラジオ局”Wish 107.5″が2021年1月29日に”Panalo”のパフォーマンスをYouTubeにアップロードした後、この曲は流行し2021年2月初旬までに少なくとも3,000万回の再生回数を記録した。

エム
エム

“Panalo”とは、フィリピンのタガログ語で「勝利」や「成功」を意味する言葉。この言葉は、ポジティブな出来事や好結果を表す際に使われることが一般的である。例えば、スポーツの試合で勝利した際や、目標を達成した際に使用される。

エミネムが契約を決めた理由とは

2022年2月、Ez MilはFFP Records,Virgin Musicからアルバム”DU4LI7Y”からのシングル曲”Up Down”のビデオをリリースした。パーカッシブなフロウがエミネムと似ていることに気づいたエミネムファンは、すぐにこの新作を気に入った。

コレが俺達が契約を決めた理由だ

それから約1ヵ月後、エミネムはこの曲を聴き、Ez Milはベガスからロサンゼルスまで車を走らせ、そこで初めてドレーとエミネムに会った。そこからEz Milとエミネムは連絡を取り合い、”Realest”をレコーディングした。

エミネムは「俺たちは決して多くのアーティストと契約してきたわけではない。Shady Recordsを築き上げた素晴らしい点のひとつは、いかに厳選してきたかということだ。ドレーと一緒に契約することは珍しいけど、Ezの曲を聴いて『コレは本当に特別だ』と感じたからドレーに持ち掛けた。俺達二人は、彼と相性が合うと感じたから一緒に仕事をしたい思った」とコメントしている。

また、ドクター・ドレーは「俺は本当に、他のどれとも似ていない音にしか興味が無い。それに対して自分が何かを提供できると感じる場合にのみ関わりたいと思っている。エムがEzの音楽を聴かせ、そんな感覚を覚えた… 俺たち二人が特別な何かを見つけたと感じた時に起こる感じだ。それが全てさ… さあ、仕事に取り掛かろう」とコメントしている。

Ez Milはどのレーベルと契約しているのか?

2023年8月現在、Ez Milの名前がクレジットされているレコードレーベルは、Virgin Music,Shady Records,Aftermath Entertainment、Interscope Records。そしてEz Milによる自主レーベル”FFP Records”である。

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