エミネムがビリーアイリッシュについてラップ“Alfred’s Theme”

2020年12月、エミネム(Eminem)はアルバム”Music To Be Murdered By” のデラックス版“Side-B”をリリースした。同年1月にリリースしていた通常版の”Music To Be Murdered By”に加えて、Dr. Dre、Skylar Grey、Ty Dolla Sign、DJ Premierらをゲストに迎えた新曲16曲を追加。中でも話題になったのがスヌープ・ドッグとの確執に触れた曲“Zeus”だった。エミネムはこれまでにもセレブリティについて言及した曲を数多くリリースしてきた。マシンガン・ケリーをディスした曲“Killshot”ではテイラー・スウィフトにも言及。『テイラーへのディスか?』と一部のファンの間で話題になっていた。今回の新曲“Alfred’s Theme”の中でエミネムはビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)について言及している。

ビリー・アイリッシュに悪夢を与えるエミネム

“Alfred’s Theme”,Eminem 和訳、解説

Sipping Wild Irish while getting violent
“ワイルド・アイリッシュ”を飲みながら暴力的になっていく
Homicidal visions when I’m spitting like this
こんな風にスピット(ラップ)している時に殺人的なビジョンを見るんだ
But really I’m just fulfilling my wish of killing rhymes
マジで、俺は”韻を殺している(韻をキメている)”という願いを満たしているだけ
Which is really childish and silly, but I’m really like this
本当に子供っぽくて馬鹿げてるけど、俺はマジでコレが好きなんだ
I’m giving nightmares to Billie Eilish, I’m Diddy’s side bitch
俺はビリー・アイリッシュに悪夢を与えている。私はディディのサイド・ビッチよ

[Interlude]
What the fuck? Hold on, wait
何だって?待て、待て
“I’m Diddy’s side bitch?”
『私はディディのサイド・ビッチ』だって?
Oh, I’m still east side, bitch
Oh,『俺はまだイースト・サイドだ』だよ、ビッチ

“Alfred’s Theme”,Eminem,Produced by Eminem,Release Date December 18, 2020

解説
①ワイルド・アイリッシュ⇒アイルランドの低価格ワイン。ビリー・アイリッシュもアイルランド系
②2019年ビリー・アイリッシュがNoiseyとのインタビューを実施。彼女はエミネムを恐れていたと答えていた。「チャイルディッシュ・ガンビーノとエミネムをどちらが好きか」との問いに「チャイルディッシュ・ガンビーノ」と答えている。
⇒“Which is really childish and silly, but I’m really like this”のChildisというワードは「チャイルディッシュ・ガンビーノ」を意識したワードチョイスだと思われる。
③“Side bitch”⇒2番手以下の女。
④エミネムはマシンガン・ケリーとのビーフが勃発して以降、度々P.Diddyをディスしている。P.DiddyはMGKが所属する”Bad Boy Records”の創設者でもある。2018年にリリースした”Killshot”の中でディディが2パックの殺害に関与していると匂わせる一節があった。

ビリー・アイリッシュがエミネムについて語る

2019年5月、ビリー・エイリッシュがNoiseyとのインタビューを実施。ビリー・アイリッシュは幼少期、エミネムに対して「恐怖」を感じていたと告白している。

「私はずっとエミネムに怯えていたの。怖くて。あの人は私をひどく怖がらせたのよ。本当に。でも、チャイルディッシュ・ガンビーノは私を作ってくれたの。他の人たちと同じリストに入れることもできないくらい、クレイジーで、神な存在なの。」

このインタビューに答える形でエミネムは「俺はビリー・アイリッシュに悪夢を与えている」と“Alfred’s Theme”の中でラップしている。

エミネムがサプライズパフォーマンス!!アカデミー賞でのビリー・アイリッシュのリアクションが話題に⁉

2020年2月に開催されたアカデミー賞授賞式にエミネムがサプライズパフォーマンスを実施。エミネムのツイートによると、2003年のアカデミー賞授賞式を欠席した埋め合わせとして、2020年のアカデミー賞でパフォーマンスを行ったとしている。エミネムは2002年に公開された初主演映画“8 Mile”の主題歌“Lose Yourself”でアカデミー賞オリジナル曲賞を受賞していた。

エミネムの初主演映画“8 Mile”についての特集記事はこちらをクリック

2020年アカデミー賞にビリー・アイリッシュも出席していた。突然のエミネムのパフォーマンに対するリアクションが話題になっていた。

エミネムのサプライズ出演に驚きの表情を隠せないビリー・アイリッシュ
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