エミネムがNFTを販売&”Bored Ape”を約5300万円で購入

2021年12月31日、セレブ・オーナーによる高級NFTコミュニティ”Bored Ape Yacht Club”にエミネム(Eminem)が加入した。エミネムの他にエイプ(類人猿)トークンを持つ有名人には、テレビ司会者のジミー・ファロン(Jimmy Fallon)、バスケットボール選手のステフ・カリー(Steph Curry)、音楽業界ではポスト・マローン(Post Malone)、ジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、リル・ベイビー(Lil Baby)、ガンナ(Gunna)らが名を連ねている。

Kangolのワークキャップ!?をかぶった”エミネイプ”

2021年12月31日、エミネムはツイッターとインスタグラムのアバターを”Bored Ape NFT #9055″に変更しファンを驚かせた。

“Bored Ape Yacht Club”とは?

米国のクリエイターチーム”Yuga Labs”が制作する類人猿のNFTコレクション”Bored Ape Yacht Club”
4名の開発者Gargamel、Gordon Goner、Emperor Tomato Ketchup、No Sassらによって制作。2021年4月30日にウェブサイトが公開され、10,000個のユニークなNFT作品で構成されている。
NFT(非代替性トークン)とは、デジタルアイテムの所有権証明書のようなもので、購入者はその画像の唯一無二のバージョンを所有していることを証明することができる。

“Yuga Labs”の名前の由来は「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」(任天堂)に登場するキャラクター「ユガ」から。ユガは「自分や他人を“2Dアート”に変える」能力を持っている

“Bored Ape”の値段は?

2022年1月6日時点での平均価格は20万ドル(約2,300万円)以上となっている。元NBAのスーパースター、シャキール・オニール(Shaquille O’Neal)や、NBAの現役スーパースター、ステフィン・カリー(Stephen Curry)、音楽プロデューサーのスティーブ・アオキ(“Steve” Aoki)など、セレブオーナーが増えてきている。

“Bored Ape”を購入するメリットは?

“Bored Ape Yacht Club”のメンバーになると、メンバー限定のイベントに参加することができます。また、コミュニケーションツール「Discord」の特別サーバーへのアクセス権や、メンバーが落書きボードとして使用できる「The Bathroom」というプライベートデジタルエリアにもアクセスが可能になる。また、”Bored Ape”の保有者は、NFTの商用利用権を得ることができます。

エミネムが所有しているNFTは?

エミネムは2021年12月31日に”Bored Ape NFT #9055″を123.45Ether(約5300万円)で購入。
世界中のDapps(Decentralized Applications)を分析する”dappradar.com”の指標によると、エミネムは32のコレクションの中から166個のNFTを所有している。(2022年1月1日時点)

エミネムが所有しているNFTコレクション(2022年1月1日時点)

エミネムは、NFTを売買するための画期的な分散型マーケットプレイス「OpenSea」にも“Shady Holdings”というアカウントを持っており、このアカウントでは22個のNFTを保有している。(2022年2月3日時点)

“Bored Ape”を購入するようエミネムに呼び掛けていた!!

“Bored Ape Yacht Club”のメンバーは数か月前から”EminApe”(エミネイプ)を購入するようにエミネムに呼び掛けていた。”EminApe”と名付けられたこのNFTは、カーキ色のワークキャップをかぶり、ゴールドチェーンのネックレスをつけた類人猿が描かれている。

「Hey、エミネム。”BAYC”に参加しないか?キミのエイプを準備したよ」2021年7月24日
「いつか俺のBored Apeをエミネムが買う運命にあると思っている」2021年11月3日
「俺はシミュレーションの中で生きている。俺の猿を買って(“BAYC”に)参加してくれてありがとうエミネム。ヤバイ‼キミの次のシングル曲で歌詞を書かせて」2022年1月1日

エミネム自身もNFT”Shady Con”をリリース

2021年4月25日、NFTのマーケットプレイス”Nifty Gateway”にて自身初のNFTをリリースした。”Shady Con”と名付けられたコレクションは、エミネムが公認したNFTコレクターズアイテムとなっている。
コレクションの中にはエミネム自身が制作したオリジナルのインストゥルメンタル・ビート“STAN’S REVENGE”も含まれていた。このトラックは限定版NFTとしてのみ入手可能で世界に1つしかないNFTとなる。

エミネムが初リリースしたNFT“SHADY CON”についての記事はこちらをクリック

エミネムが初のNFT”Shady Con”をリリース

有名ラッパーがエミネムのオリジナルNFTビート“STAN’S REVENGE”を落札

カナダ出身の白人ラッパー、トム・マクドナルド(Tom Macdonald)がエミネムのオリジナルNFTビート“STAN’S REVENGE”を最高額で落札した。落札価格は10万ドル(約1,100万円)でネット上で話題になった。トム・マクドナルドはエミネムをディスした曲“Fake Woke”を2021年1月にリリースしており、エミネムファンの多くはトム・マクドナルドの落札を快く思っていなかった。

“Eminem used to gay bash and murder his mom,
(エミネムも以前はゲイをバッシングし、自分の母を(曲の中で)殺していた)
now he doesn’t want fans if they voted for Trump”
(今ではトランプに投票するファンはいらないとさ)

“Fake Woke”,Tom MacDonald,Produced by:Tom MacDonald,Release DateJanuary 29, 2021

エミネムのNFTビートを使って新曲をリリース

トム・マクドナルドはエミネムが制作したインストゥルメンタル曲”Stan’s Revenge”を使って、2021年5月に自身の曲として”Dear Slim”を制作しリリースした。エミネムの名曲”Stan”を彷彿とさせるミュージックビデオの中で、両者がいかに物議を醸す存在であるか、両者の共通点(白人ラッパー)について言及している。

エミネムはトム・マクドナルドの楽曲”Dear Slim”についてリアクションしていない

“Shady Con”の売上金額はエミネムが運営するチャリティ団体「マーシャル・マザーズ基金」に寄付される。

「マーシャル・マザーズ基金」とは、主にミシガン州デトロイトとその周辺地域の恵まれない若者や危険にさらされている若者を支援するためのチャリティー団体。

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