ウエストサイド・ガン( Westside Gunn )がジョー・バドゥン( Joe Budden )に対し、エミネムのレーベル” Shady Records “との契約が終了したことを明かしている。ウエストサイド・ガンが11月14日に放送された『The Joe Budden Podcast』に出演し、エミネムのShady Recordsから脱退したことを明かした。
10月に最新アルバム『 Who Made The Sunshine 』をリリース後に、Shady Recordsとの契約は終了していると語った。ウエストサイド・ガンはバドゥンのポッドキャストで以下の通り語っている。
「俺はShadyを脱退したよ。今はフリーエージェントなんだ。いい気分だよ。『 Who Made The Sunshine 』はそのために作った。(エミネムのマネージャーであり、Shady Recordsの共同創設者の)ポールとはもう話したよ。何もかも順調だよ。全てにサインして封をして配送した。契約解除の書面も持っている」
ウエストサイド・ガンはコンウェイ・ザ・マシーン( Conway The Machine )、ベニー・ザ・バッチャー ( Benny The Butcher )と共に、ラップグループ『 Griselda 』を結成。ウエストサイドとコンウェイは異母兄弟で。ベニーは彼らの従兄弟である。
「俺とベニーだったり、俺とコンウェイ、もしくはコンウェイとベニー、誰であろうと、俺たちは意見の相違があるかもしれない。だけど世間には決して明かしていない。それでも俺たちは兄弟であり従兄弟の関係であることに変わりはないんだ。それはビジネスの世界でも同じで、結局のところは広い世界なんだよ。たとえ他の誰かが騙されていたとしても、俺は”いいカモ”には絶対にならない」
ウエストサイドは最新アルバムに対するShady Recordsの対応に失望していた。エミネムもSNSでプロモーションを行っていなかった。また、Shady Recordsが今夏の2020年BETアワードでグリセルダがノミネートされたことを発信していなかったことについても意見を上げていた。
「今夜の『BETアワード』に俺たちがノミネートされていることをShady Recordsは知ってるのか?」
ウェストサイドは、カニエ・ウェストとワイオミング州で行動を共にした後、3月に新型コロナ感染と診断されたことについても語った。彼はウイルスについて懐疑的だったが、症状が悪化するにつれ、いかに深刻であるかを理解したと述べた。
「俺はカニエと一緒に行動していて、プロジェクトをL.A.に持って帰ったんだ。3日後にカニエと話したら、彼は病気になっていて、俺も病気になっていたんだ。奇妙な感じがしていたが、何が起こっているのか分からなかった。彼は検査を受けに行って、新型コロナ感染が判明したんだ。もう終わったと思っていた。俺はみんなに『もし俺が死んだら、これはここに置いてあって、これはあそこに置いてる』て感じで伝えていた。ソファーから起き上がることも出来なかった。何週間も家にこもっていたんだ。喘息発作のせいで今でもめちゃくちゃな気分だ」
ビルボード・ジャパンに以下の記事がありました。
カニエ・ウェスト、2月に新型コロナに感染していたと明かす-
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/89862/2
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